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先輩の各授業への感想
1.農業基礎「プロジェクト学習スィートコーンの栽培」
卒業生(大洗一中、つくば国際大学)
 私の初めての実習は、小さくて、トウモロコシなのに赤い色をした種から始まった。もちろんトウモロコシの大きさや形がどんなものかちゃんと知っていたし、どんな色か味もしっかり分かっていた。でも、唯一知らなかったのが、トウモロコシがどんな風に生長していくのかの道のりを私は自分の目で見たことはなく、想像もそれほどしていなかった。ポットに1つ1つ種を播いた。
 その次の授業の時、ポットから本当に小さな芽が育っていた。本当に小さくてきっと芽だけ見たら、私にはスィートコーンって分からないくらい初々しい。授業で作業を行うたびにスィートコーンは少しずつ大きく生長していた。間引きも自分の力で最後まで慎重に進めることが出来た。くわも使用した。私の知っているくわの使い方ではなく、改めて正しい使い方を知った。コツがつかめたせいか腕も痛いときもあったけれど、でもくわの使い方をマスター出来たみたいでなんだかとても楽しかった。スィートコーンは、どんどん次第に私の162Cmの身長に近づいていた。そう思っている内に、あっという間に私の身長なんてとっくに越していた。暑い日々が続いたときは、本当にしんどくて少し動くと私の中の怠け心が動き出した。トロトロ進めたときもあったりした。でも、気づけばすでに大きくて立派なヒゲをつけたスィートコーンが出来上がっていた。そのスイートコーンを持つとドッシリと重く、綺麗な緑の葉にすっぱり包まれていた。ペリペリとめくると、中には一粒一粒綺麗な黄色の実で、すごく感動した。小さな失敗もいろいろあって大変だったけれど、それでも自分で播いた種からこんなにも立派に育っているスィートコーンを見たとき本当にうれしく思えた。私にとって初めての実習は最高のものになった。
スィートコーン移植実習

2.農業基礎「プロジェクト学習N02、大根の栽培」
卒業生(水戸三中、琉球大学)
 前回のスィートコーンの栽培に続いて、今回は大根の栽培を行いました。大根は、土の下に実が出来るので、トウモロコシと違って、雨や強風によっての被害はありません。なので、安心して育てることが出来ました。大根の生長は早く、3カ月程で大きくなりました。しかし、大きく育った葉には、青虫に食べられた後が残っていて、ボロボロになっていました。そして、虫の力は強くほとんどの葉が青虫によって被害にあってしまいました。とりあえず、少量の肥料をまき、防ぐことにしました。何とか大根の葉は元通りになり、大きく生長してきました。
 試食するために、何本か収穫し、食べることになりました。取り立ての大根はとても甘く感じられました。その大根で最後に「たくあん」を漬けました。たくあんを漬けるのは初めてだったので良い体験をさせてもらいました。大根はいろいろな料理に利用する事が出来るので、私たちには必要な作物だと思いました。そして、大根の栽培では、スィートコーン栽培で得た知識をもとに育てることが出来ました。
 今回の実習では、大根の栽培でしたが、これからも実習で得た知識で、家庭で栽培出来る作物を育てたいと思います。

3.総合実習
卒業生(帝京科学大学)
 今までごく普通に飲んでいた牛乳が、自分の所にくるまでに、たくさんの作業を通ってきているんだなあと思いました。
 乗馬の実習では、今まで見たこともない高さから周りを見ることが出来ました。馬とのコミニケーションが大切なのかと思いました。そして、乗馬を指導できる人はいろいろな経験をしているんだろうなと思いました。
 
卒業生(鯉渕学園)
 直腸検査が一番印象に残っている。牛の体内に手を入れるなどめったに体験出来ることではないので、興奮したのを覚えている。この他、搾乳や牛の体の測定など他の学校では体験できないことをたくさん体験できて、とてもうれしく思いました。牛と接していると、その体温が伝わってきて、この牛たちからは多くのものを学びました。牛さん有り難う。
 
卒業生(愛犬美容学校グリーンヒルグルーミングスクール)
 どの授業も今までやったことのない内容がほとんどで貴重な体験が出来たと思います。牛の搾乳や乗馬体験なんてそんな簡単に出来ないし、総合実習があるたびに、今日は何をやるのだろうとドキドキしたりして、本当に楽しい授業だったと思います。
 
卒業生(中川製作所)
 今年一年間だけでも、今まで経験したことのない素晴らしい経験をすることが出来たと思います。中でも牛の出産を間近で見られたことはすごく新鮮でまた、一番感動した時でもありました。母牛が必死に耐え頑張っている姿は、見ている私に色々なことを教えてくれたように思います。これからも様々な体験を通して多くのことを吸収したいと思います。

4.畜産「牛の分娩を見ての感想」
在校生
 この前、初めて牛の分娩というものを見た。見に行ったときには、牛のお尻の方から子牛の一部と思われるものが少し見えていた。母牛はとても痛そうに鳴いていて見ているのがつらかった。どの位時間が経ったのか分からないが、子牛がやっとの思いで誕生したかと思うと、母牛が子牛の膜をなめてきれいにしていた。
 その時の母牛の気持ちは分からないが、きっと自分の腹を痛めた子だし、とてもうれしかったことだろう。もうこれからこのようなことを見れるかどうか分からないが、きっと自分がお産を経験するときに真っ先に思い出すことの出来る良い体験であったと思います。

5.食品加工
卒業生(常陸太田中、帝京科学大学)
 
ソーセージ製造実習の写真
ソーセージ製造実習
 私は一年間、食品加工の授業をしてきて、私たちが何気なく買い、口にしているものを、自分の手で作ることが出来ることを知り、やれば出来るんだなと強く思いました。牛乳からヨーグルト、アイスクリーム、バターを作り、鶏から燻鶏豚からソーセージ、ハム等の加工をして、家畜を育てている私達にとって、家畜と加工品をつなげる良い体験になりました。家畜がどう育っていくかは知っていても、どう食品に変化するのかは詳しくは知らなかったので、どう加工されていくのかを実際に関わることが出来て良かったです。しかし、私は、肉を見て、豚を見て同じものとは思えず、普通に生肉をさわっている自分がいて家畜への感謝の気持ちを忘れてしまっているなあと思いました。スーパーでは、すでにソーセージやハムになっているので、家畜の命が、私達の食料になっていると直接思う人は少ないと思います。でも私達は、家畜が誕生し、育ち、と殺され、加工され食料になるまでの全ての行程を見ることが出来る環境に出くわしたから、最低でも、私達は家畜に感謝の気持ちを常に持つことが大切だと感じました。最後になりますが、この授業では友達と楽しくすすめることが出来たことをうれしく思っています。ヨーグルトやバターは家でも作りたいと思います。本当に有り難うございました。
 
卒業生(大洗一中、琉球大学)
 一年間こうして食品加工について学び、実際に食品に触れる事で、その食品が作られるまでの人々の工夫や知恵を体験することが出来ました。そして、それらの根底には常に農業があり、私達は多くの命をもらうことで生きられるという、この世界の壮大な法則を実感できた。
 私は農業高校に入学し、農業の持つ役割の重要性、生命の尊さに触れることが出来たという事が何より幸福であると感じた。真実を知ることは時に苦痛であり重苦しいものである時もあるが、そこから逃げていては人間それまでである。私達は生きるために生き物を喰らう。植物を刈り取る。家畜を食品に変える。動物愛護を叫ぶ割には動物を食べることに何の疑問も抱かず平然と残しては捨てる人々は、食について考えをめぐらす事はないのだろうか。私はそんなただのエゴで生命を語りたくはない。この三年間で、本当に生きることについて少しずつも感じる事が出来た事を、人生の誇りと思う。
ソーセージ製造実習の写真
ソーセージ製造実習

6.食品加工
卒業生(那珂一中、宇都宮大学)
ハム製造実習の写真
ハム製造実習
 私達が普段何気なく口にしているヨーグルト、ハム、バター、ソーセージ、アイスクリーム、燻鶏を自分で作るという、素晴らしい経験をすることが出来ました。ソーセージは牛の部の課題研究で作り経験していたので、簡単に出来ると思っていたら、あまりてきぱきと作ることが出来なかった。これからも色々な食品を口にするが、そのたびに今回の食品加工実習を思い出し、作る人の苦労を考え感謝の気持ちを抱きながら食べたいと思いました。
「手作りハムを作っての感想」」
 うまい。これはまじうまい。市販のハムとは全然味がちがーう。という感じだった。サラダによし、焼いてよしのおいしいハムだった。漬け込んでおいたお肉はハムの香りを醸し出していた。ケーシングをしたハムはもうハムそのものだった。色は生ハムのようで、そのまま薄く切ってパンにはさんで食べたいくらいだった。本当に感動。

7.畜産「乳牛の直腸検査を体験して」
在校生
 乳牛の直腸に手を入れたわけだが、中はぬるぬるで生暖かった。図で書いたことを頭で思い浮かべながら行ったが、上の方に骨があるのと、下の方にほわほわした柔らかいものがあるのとしか分からなかった。子宮に黄体があるのが分かるようになるには、もっと経験をつまなければならないという。
 もし、次回でまた経験する機会ががあれば、ただやみくもに手を入れるだけでなく、牛の生殖器が少しでも分かるように考えて実習をしたい。手を入れられた牛は複雑な顔をしてしきりに動いていた。やっぱり20回も手を入れられたら牛も痛いだろうな。
牛の写真
ホルスタインと共に

8.実験動物
卒業生(下館中、YSテクノロジー研究所)
 実験動物の授業は、週3時間で自由選択Cの科目の中で学習できます。私はこの授業を選択し、卒業時には実験動物技術者の資格を取得しました。マウスラットなどの飼育取り扱いや、解剖などが主な内容で、かなり高価な内視鏡を操作してウサギなどの内蔵を観察しました。その資格を生かしYSテクノロジー研究所という実験動物を取り扱う会社に入社することが出来ました。私はこの授業を選択して、本当に良かったなと思いました。

9.ペット
在校生(水戸一中)
 私は、2年生になり「ペット」という科目を選択しました。授業を受けてみると、想像通り面白く、楽しい授業でした。ペットに関する事をたくさん学べて、ペットについての知識も増えました。内容は、ペットの病気や品種、飼い方など今まで知らなかったことばかりです。牧場には、ジョン、ハナ、ユリという名の愛犬が飼育されています。私はこの犬の世話することが大変うれしくこの授業を選択して本当に良かったと思っています。進路は、ペットに関する専門学校に入り、ペットの美容の資格を取得したいと思っています。 ペットの写真

10.課題研究
卒業生(佐野中、酪農学園大学)
 畜産科で学んできた3年間、見るもの聞くもの、やること全てが楽しく、また、畜産に関する専門知識や、生き物を扱うことの大変さなど多くの事を学ぶことができ、とても充実した3年間でした。中でも、3年生となって過ごしてきた1年間はナンバー1です。それは、課題研究で人工授精の研究が出来たからです。と言っても、とてもとても大変でした。選別した豚「野村」さんと「さちよ」が最初慣れてくれず、体重測定の日はとても大変で体力を使いました。しかし、愛情が伝わったのか、とてもなついでくれたので良かったです。
 また、課題研究のまとめも、1から10までまとめることの難しさを実感しました。一番心に残っているのは、10月2日にさちよが出産したことです。人工授精で初産だし、無事に生まれてきてくれるか、すごく不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、元気な子豚を見たとき自分の子供が産まれたみたいにうれしかったです。そして、台風の中一人で頑張ったさちよを尊敬しました。
 また、出産後子豚を一頭安楽死させました。下半身不随になってしまい、これ以上苦しい思いをさせないためにもと安楽死したのです。経済動物は動けなくなったら終わりです。しかし、自分の子供のような存在をただ仕方ないと命が終わる瞬間を何も出来ずに見ているのはとてもつらかったです。さちよに114日もの間、お腹の中で育ててもらい、頑張って生まれてきたいのちなのにその最後は、とてもあっけないものでした。私達は本当にかけがえのない命を動物からもらっているのんだと思います。その事を教えてもらいました。
 3年間は、長いようでとても短かったけど、最後の1年間でこんな貴重な体験をすることが出来て良かったです。たくさんのことを教えてくれた先生方や動物たち、本当に有り難うございました。

11.課題研究
卒業生(緑岡中、茨城大学)
 豚と共に過ごしてきた3年間。思い返せば、私は豚に多くのことを教えてもらった。入学当初から、どの家畜よりも何故か豚が一番好きだった。友達や家族は、豚に対するイメージを「汚くて臭い」とか「子豚はかわいいけど成豚はかわいくない」などと好き勝手なことを言っていた。それでも、私にとって豚は見ているだけで幸せになる。何か引きつけられるような存在だった。
 高校3年の時に、課題研究で豚の人工授精に取り組んだ。その課題研究の中で、交配、出産、成長、出荷と様々な場面と時間を豚と一緒に過ごしてきた。時には病気にかかってしまった豚を殺すという場面もあった。ただ好きというだけでは済まされない、経済動物を扱う家畜という世界を、思い知らされた気がした。同時に、そんなにたくさんの犠牲の上に私達の生活が成り立っていること。
 最後に、たくさんの思い出をくれた豚や牛、鶏、その他たくさんの動物たち、そして、先生方に、心から感謝します。

12.課題研究
卒業生(藤代中、東京動物専門学校)
チーズの研究の写真
チーズの研究
 私は、今回の課題研究の学習で、どのような課題にするか迷っていましたが先輩たちの研究のまとめを見て、モッツレラチーズの研究テーマーに興味を引かれました。私自身、チーズがすごく好きですが、チーズの作り方は全く知らないので、実際に自分たちでチーズを作って体験してみたいと思い、このテーマを課題とすることを決めました。
 チーズについて調べてゆくうちに、今まで知らなかった事がたくさん分かっていくのがとても楽しかったです。
 実際に自分たちでチーズを作ってみると大変難しく、チーズを作っている職人さんのすごさも知ることが出来ました。一回目に作った時は、なかなか上手に出来ましたが、2回目は失敗してしまいました。しかし、この課題研究を通して、動物から生産される牛乳一つをとってみても、いろいろなものに加工出来て、動物は本当にすごいんだなと改めて感じました。このようなことから、この一年間牛についてもいろいろ研究しましたが、大動物コースを専攻して本当に良かったと思います。

13.課題研究
卒業生(那珂三中、皆川動物病院)
 私は、アイスクリームの研究を一年間やってきて、本当に良い経験が出来たと思います。バニラのアイスクリームだけでなくいろいろな味に挑戦できてうれしかった。特に、アイスクリーム専用の機械を使い、私の研究が成功したのはフリーザーのおかげです。アンケートをとるときに、友達に試食をしてもらい、そのたびごとにいろいろな意見を聞かせてもらいました。とても参考になり次の製造の時の参考資料として利用しました。また、このように自分のやりたい研究が出来る環境にある水農は、本当に素晴らしいと思いました。先生方にはとても感謝しています。本当に有り難うございました。

14.授業実験実習のスナップ
犬との写真 犬の手術実習の写真 牛乳の分析の写真
犬と共に 犬の手術実習 牛乳の分析
幼稚園生の訪問の写真 顕微鏡による実験写真
幼稚園生の訪問 顕微鏡による実験  

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茨城県那珂市東木倉983茨城県立水戸農業高等学校