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| ここ数年で最も活躍した生徒 |
| ここ数年で最も活躍をした生徒を紹介します。 |
| 中村真奈美さん
「つくば市立豊里中学出身、東京農業大学進学」 |
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| 主な業績 |
第52回全日本高等学校弁論大会 優勝 文部科学大臣賞受賞 |
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学校農業クラブ県大会 最優秀賞、関東大会 最優秀賞 全国大会出場 |
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グアテマラ共和国 野生動物保護センターボランティア活動参加 |
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日韓交流参加 水戸農業高校農業クラブ会長 その他多数 |
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「かけがえのない地球を大切に」作文コンクール最優秀賞 題名「共に生きる」
副賞「スウェーデン、スイス視察旅行」 |
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| 中村さんの学校農業クラブ関東大会において最優秀賞を受賞した意見発表作品を紹介します。 |
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| 題名「共に生きる」 |
1年に4万種、1日に100種、13分に1種。皆さんはこの数字を耳にしたことはありますか。これは、地球上で絶滅していく生物たちの数を表しています。こうして、私が話し終わる頃には、1つの生物が地球上から姿を消そうとするのです。長い年月を掛けて育まれてきた命が、着実に失われています。
以前から野生動物の保護活動にボランティアとして参加してみたいと思い探していたところ、野生生物の保護施設であるARCASの存在を知り、イラク戦争の最中、一人勇んでグアテマラへ旅立ちました。ARCASには世界中からボランティアが集うため、ボランティア間の共通語は英語、現地スタッフとの会話はスペイン語です。しかし、私は英語もスペイン語も話せません。当然苦難の連続。しかし、まさに当たって砕けろ。いつしか現地スタッフにも各国のボランティアにも打ち解けていました。
私達ボランティアの仕事は、動物舎の清掃と給餌に加えて施設の雑用です。私も2週間の滞在中、クモザルやキンカジューなどのほ乳類を担当しました。センターには度々動物の赤ちゃんが運び込まれ、ボランティアがその世話係を任されます。一日5回ミルクと離乳食を与えなくてはならず、大変な仕事ですが、母親を求めて鳴く赤ちゃんはとても愛らしく、みんな進んでお母さん役を買ってでます。正直私も触ってみたいと思いました。しかし、人間が動物の赤ちゃんを抱いているその光景を目のあたりにしたとき、気づいたのです。赤ちゃんといえども立派な野生動物。森へ、野生へ返す日のことを忘れてはいけないのだということを。なんとか生かしてあげたい。この小さな命を守りたい。この想いに偽りは無いものの、人間本意の考えで行動してしまえば、保護でなく単なる飼育となり結果として残るのは野生には戻れず、檻の中で一生を終えねばならない現実。押しつけの愛情だけでは動物たちを助けることは出来ないのです。
野生動物に必要な愛情は、決して撫でたり声を掛けたりすることだけではなく、彼らにとっての一番大切なことは常に自然にしてあげることが真の愛情なのです。だから私は、彼らを遠ざけ無視し続けることを選びました。彼らはいずれ、本来在るべき場所に、本来在るべき姿に戻るためにARCASにいます。私が彼らにしてあげられる一番は、極力人間に慣れさせず、野生の心を忘れさせないこと。ですからサルたちを無視し続け、噛まれたり、ちょっかいをだされても全く苦ではありませんでした。むしろ、彼らが懐いで擦り寄ってくれるよりは、よっぽど嬉しい仕打ちだったと思っています。私が自分なりに彼らと真正面から向き合い、惜しむ事なき愛情を注いだことが、今はまだ正しかったのかは分かりませんが、彼らにとっての一番をすることが出来たと信じています。
帰国し数ヶ月がたった今、毎日のようにARCASのことを思い出しては「帰りたいと」とつぶやいている自分がいます。それは、保護活動の最前線に身を投じ、将来の自分の姿が見えたからです。しかし、振り返ってみると、確かに自分なりに考え、行動はしました。でも飼育方法やリハビリテーションリリースに関する知識を持ち合わせていない私は本当の意味で彼らの力になれたのかと。私は大学で野生動物について学ぼうと心に決めました。グアテマラでの自分の行いが正しかったのかどうか。それを確かめ、更に上を目指すためにも、野生動物学や環境保全学など、様々なことを学びたいのです。
私は将来、どういった形で野生動物たちと関わっていけるかは分かりませんが、何らかの形で命を守っていく職に就くことを決めています。大学で更なる知識を身に付け、再びグアテマラのような発展途上国の保護施設や先進国の関連施設で経験を積み、いずれは自分の生まれ育った日本に拠点を置いて、頑張ってみたいというのが私の夢です。全ての命を大切に今までもこれからも、変わることなきこの志を胸に置き、新たな可能性と出会いを求め、真っ直ぐ前を見て歩き続けていこうと思います。 |